MRI検査の標準化を目的とし,日本放射線技術学会で「安全性を考慮したMRI検査の撮像技術の標準化に向けた調査研究」班を立ち上げ研究を行っています.MRI検査の標準化は困難を極めると思いますがニーズは高いと考えます.そこで各施設でどの程度条件がばらついているかや,標準化に対する要望をアンケート調査し資料としたいと考えます.
 本研究は,日本放射線技術学会の2023-2024年度学術研究班の取り組みとして,新潟大学の倫理委員会の申請をして実施しております.
 このアンケートは,MRI検査を経験したことのある医療従事者を対象としており,診療放射線技師に限定はしておりません.また,医療従事者個人にお聞きしますので,1施設1回答ではありません.設問数が大変多いですが,質問内容は,「施設の体制」,「臨床的撮像部位(頭部,腹部,骨盤部,脊髄)」,「安全性」,「標準化に求めること」にアンケートが別れています.特に臨床的撮像部位については実施をしている該当部位のみの回答で構いませんが,「安全性」,「標準化に求めること」については回答をお願いしたく思います.
 調査への回答は,インターネット上の回答フォームからお願いしています.調査は無記名で行っており,回答者個人が特定されることはありません.回答結果は,集計のうえ,統計データとして,学会発表等で公表させていただく予定です.
 本アンケートは,MRI検査の標準化を形とする際のアプローチ方法に大きな影響を与える資料となります.本研究の趣旨にご理解賜り,調査にご協力くださいますよう,何卒よろしくお願いします.

研究責任者 新潟大学医歯学総合病院 金沢  勉
分担研究者 徳島文理大学 山村憲一郎
  熊本大学病院 森田 康祐
  群馬県立県民健康科学大学 林  則夫
  箕面市立病院 山城 尊靖
  信州大学医学部附属病院 木藤 善浩
  北海道大学病院 石坂 欣也
  東千葉メディカルセンター 坂井 上之

アンケート調査内容の確認および回答は,下記のサイトからお願い致します.

URL:https://forms.gle/kDKg8oGaNgRhAcNK7

回答期限:2024年5月11日(土) 5月16日(木)まで延長しました。