ご挨拶
テーマ
「Think different in Radiology ― 固定観念を、壊せ。―」
公益社団法人 日本放射線技術学会
第68回近畿支部学術大会
大会長：中前光弘
地方独立行政法人 りんくう総合医療センター
診療支援局次長 兼 放射線部門長 兼 危機管理室参事
第68回近畿支部学術大会は，テーマに「Think different in Radiology ―固定観念を、壊せ。―」を掲げて，2024（令和６）年11月30日～12月1日の2日間，森ノ宮医療大学にて開催されます．
テーマに引用した「Think different TM 」は，誰もが知っている世界的なテクノロジー企業が1997年に展開したマーケティング・キャンペーンのスローガンです．この言葉に込められたメッセージを学術大会に置き換えると
- クリエイティブな人々を称える：創造性に貢献する人々が生み出したアイデアやビジョンを受け継ぐ．
- 常識にとらわれないことを奨励する：伝統的な慣行にとらわれない，新しいアイデアや研究モデルを追求する．
- 革新を追求することを提唱する：常に新しい技術を追求することで，今までにない技術を提供する．
- ブランドの価値を高める：放射線技術学の価値を高め，社会への認知度を向上させる．国民の心に強い印象を残し，学会事業に対する関心を高める．
となります．
先般の新型コロナウイルス（COVID-19）感染症の流行により，病院現場が未曾有の混乱状態に陥りました．このような状況を経験したわれわれだからこそ，社会の中で広く共有されている思い込みや偏見にとらわれること無く，新しいアイデアや解決策が見いだせると信じています．
この学術大会では，従来の考え方や固定観念にとらわれず，新しい発想や創造性を発揮することで新しい価値を生み出すことができる事を体感していただけるような企画を用意し，多くの学会員が参加してくれることを北村実行委員長はじめ実行委員一同，お待ちしています．
