近畿支部雑誌レビューでは過去の近畿支部雑誌から役立つ情報を紹介しています.
第18回は,単純撮影法に役立つ情報ということで,少し過去の情報になりますが,
2009年度夏季セミナーの報告より
『見直してみよう!単純X線写真の撮影法 ~上手なX線撮影のコツを教えます~』をご紹介します.
CT・MRIが容易に利用できる環境で,短い時間で正確な情報を取得でき、さらにはWSを使えば
他方向から見ることができる3D画像も簡単に作成できる時代になり,放射線検査の中で単純X線撮影の
占める割合が減少傾向にあります.
しかし,整形領域の骨撮影においては,単に骨の形態解剖がわかれば良いのではなく,骨・筋肉・靭帯と
特に運動を考慮した機能解剖が重要で,それらの解剖を理解した上での単純X線撮影を行って,
はじめて診療に役立つのだと思います.
新人の放射線技師の皆さんにとっては,そろそろ単純X線撮影にも慣れてきた頃かと思います.
ここで,さらにもう一歩踏み込んだ単純X線撮影を勉強してみてはいかがでしょうか?
きっと役立つ情報がたくさんあると思います.是非,ご覧下さい!!
この記事は,近畿支部雑誌第14巻3号に掲載されております.
https://jsrtkinki.jp/magazine/949.html
平成21年度 夏季セミナー
『CT・MRI時代の骨単純X線撮影をみんなで考えよう』
『機能解剖から見た撮影 上肢編』
『機能解剖から見た撮影 下肢編』
『教科書に載っていない実践単純撮影法』
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