コンピュータ技術の発展によって,臨床現場でDual-energy CT (DECT)の臨床稼働が広まりつつあります.従来の白黒で表現されるCT値だけでなく,DECTは任意エネルギーの仮想単色X線画像・物質密度画像・電子密度画像など様々な情報をもたらし,CT画像に彩をもたらしてくれます.DECTと一言にいっても,撮影原理は様々で,各手法に一長一短があります.本セミナーではDECTの様々な手法の基礎を理解し,実際の運用からCT画像検査の新潮流であるDECTが臨床現場にもたらす恩恵を探っていきます.基礎から応用までのご講演になりますので,DECTユーザーにとっても,そうでない方に対しても有意義なセミナーになります.皆様のご参加をお待ちしています.
テーマ : 『CT検査の新潮流を探る ―Dual-energy CTがもたらす恩恵―』
日時 : 2022年7月3日(日) 13:00~17:15 (12:30開場)
※Webライブ配信のみ.
現地開催+Webライブ配信のハイブリッド開催を目指しておりましたが,コロナ禍の状況をみて,Webライブ配信のみとさせていただきます.近畿支部ホームページにて最新情報をご確認ください.
参加費 : 会員 1,000円 非会員 2,000円
募集人数: Webライブ配信:無制限
申込期間: 2022年5月16日(月)~ 6月23日(木)
申込方法: 会員専用ページ『RacNe(ラクネ)』にログインしてお申し込みください.
非会員でもご利用いただけます.
申し込み手続きをする前に,申込の手順 http://www.jsrt.or.jp/data/seminar-entry/
をご一読ください.
※E-mailアドレスは,必ず連絡可能で添付文書が受け取れるアドレスを正確にご登録ください.
※お申し込み後,登録確認メールを受信できない場合は,お問い合わせください.
※申し込み締め切り後に受講の可否について連絡がない場合は,お問い合わせください.
※メールが届かない場合,迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください.
※「オンラインセミナー利用規約」
( )を遵守してください.
※セミナー参加費についてキャンセル可能期間終了後は原則,返金できませんので,予めご了承ください.
問合先 : E-mail sciences@jsrtkinki.jp
URL : 近畿支部ホームページ https://www.jsrtkinki.jp/
その他 : 日本放射線治療専門放射線技師認定機構 認定単位:1単位
医学物理士認定機構 2単位(認定コードG1/G2,認定番号:JBMP-2022-G-03)
日本X線CT専門技師認定機構 講師単位数 2単位 受講者単位数5単位 (種別 II-2 半日)
プログラム:
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:40 「Dual-energy CT概論」
京都大学医学部附属病院 伊良皆 拓
13:40~14:25 「臨床医目線の上腹部Dual-energy CT」
岐阜大学医学部附属病院 野田 佳史
14:25~15:10 「Dual-energy CTが放射線治療にもたらす恩恵」
弘前大学大学院 青木 昌彦
15:25~16:00 「Dual-energy CTはどこまで有用? 当センターの使用経験踏まえて
―実質系領域―」
兵庫県立淡路医療センター 髙田 尚紀
16:00~16:35 「血管系の造影CT検査におけるDual-energy CTの活用方法」
岐阜大学医学部附属病院 三好 利治
16:35~17:10 「広がるDual-energy CTの応用 ―放射線治療領域での実際―」
大阪国際がんセンター 鷲尾 颯
17:10~17:15 閉会挨拶