専門部会雑誌レビューNo.9(核医学領域の被ばくについて)

 専門部会雑誌レビュー(レビュー2)では過去の各専門部会雑誌から役立つ情報を紹介しています.

 第9回は,核医学部会雑誌から核医学領域の被ばくについてということで,2019年秋の日本放射線技術学会秋季学術大会で開催された核医学部会の発表後抄録をご紹介します.

 2020年4月から医療法施行規則の改正に伴いIVR,CT,核医学に係る放射線診療を受ける者の医療被ばくの線量が他の放射線診療と比較して多いことから,被ばく線量を適正に管理しなくてはならないということになっています.また,IVRの術者が水晶体被ばくに悩まされているということは周知の事実ですが,核医学業務従事者の水晶体被ばくに関しても線量限度を超えている恐れがあり,懸念されているということが報告されています.今一度,核医学に携わるスタッフの職業被ばくを考えてみてはいかがでしょうか?是非,ご覧下さい!!

この記事は,核医学部会雑誌Vol.41No.1, p15-25に掲載されております.
https://www.jsrt.or.jp/data/wp-content/uploads/2020/07/2kaku_2020_05_secure.pdf

2020年度春 核医学部会雑誌の報告より
『核医学領域における被ばく管理の動向』
『DRLs2020 の進捗』
『核医学領域の水晶体被ばくについて』

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