事前web Live配信(10月26日:土曜13:00~14:00)

HOME >  学術大会のご案内 >  第68回近畿支部学術大会 >  事前web Live配信(10月26日:土曜13:00~14:00)

イベント案内: 現役放射線技師が国家試験を生解説!!re:Construction the WEB!

放射線技師を目指す皆様へ!

国家試験対策と現場での実践的な知識を同時に身につけるチャンスが到来しました.「現役放射線技師が国家試験を生解説!!re:Construction the LIVE!」を開催します.

このオンラインイベントでは,過去の国家試験問題から現役の放射線技師が選んだ良問を取り上げ,現場目線で詳しく解説します.単なる試験対策に留まらず,実際の業務にも役立つ知識を短時間で効率よく学ぶことができます.

イベントの特徴:

  • 現役放射線技師による解説: 試験問題を通じて,実際の現場で求められるスキルや知識を解説.
  • 実践的な内容:国家試験対策だけでなく,現場で役立つ実践的な知識を学べる.
  • オンライン開催:どこからでも参加可能!自宅でリラックスしながら学習できます.
国家試験合格を目指しつつ,現場に出た後も自信を持って業務に取り組める力を身につけましょう.参加条件はLINE登録だけ!参加費はもちろん無料です.この機会をお見逃しなく!
 

【終了しました】

 

ープログラムー

司会:近畿大学奈良病院  三阪 知史
「re:Construction CT」
近畿大学奈良病院  村田 大輔
「re:Construction 血管撮影」

近畿大学奈良病院  永野 怜

講演要旨

「re:Construction CT」

近畿大学奈良病院  村田 大輔

 近年,医療分野においてCTやMRIといった画像診断モダリティの重要性は高まっている.その中でもCTは解像度の高い断層画像を迅速に出力することができ,疾患のスクリーニングだけでなく救急医療の分野でも重要な役割を担っている.また,心臓カテーテル検査に比べて低侵襲に冠動脈を評価できる心臓CTのニーズも高まっており,各国のガイドラインでも条件を満たす場合には慢性冠症候群の精密検査の第一選択となってきている.さらに,被ばくの低減も進んでおり,CTは現代医療において欠かせないツールである.

 我々診療放射線技師が素早く適切な撮影を行い,診断に有用な画像を提示し,またときに読影補助などで貢献することで,医師や患者から感謝の言葉をもらえるのは大きな喜びであると感じる.

 診療放射線技師の国家試験においても,CTに関しては多くの問題が出題されるため,学生としては抑えておくべき分野であるとともに,臨床現場でも活かせるようにより深く理解しておくべきである.

 本講演ではCTに関して過去実際に出題された国家試験問題を取り上げて解説するが,それだけではなく我々診療放射線技師がその知識を臨床現場でどのように役立てているのか,そして医療へ貢献できるのかを述べる.

 

「re:Construction 血管撮影」

近畿大学奈良病院  永野 怜

 国家試験を控えている学生の皆さん向けに,学校の授業ではあまり馴染みがないであろう血管撮影分野の過去問解説を中心にお話しします.血管撮影検査は頭部から下肢まで全身を対象として行われていますが,国家試験の血管撮影に関する問題は基本的な内容が多い印象です.血管撮影検査の基礎的な知識をはじめとし,血管撮影検査時に放射線技師は何をしているのか,また何ができるのか,などの臨床的な内容も含め,実際の臨床画像を多く供覧しながらわかりやすく解説します.臨床に携わっている立場から,国家試験勉強だけに留まらず,今後皆さんが実際に放射線技師として働き始めた際にも活用できるような知識をつけられる機会になれば幸いです.私は血管撮影検査の醍醐味はチーム医療を強く体感できることだと考えています.その魅力についても皆さんにお伝えできればと思っております.

 今回の話を聞いて,今後皆さんが放射線技師として働いたときに,1人でも多くの方が血管撮影検査に興味を持っていただければ幸いです.

この他にも第68回近畿支部学術大会では学生向けのプログラムを用意しております.

皆様の参加をお待ちしております.

 

 

【その他の学生向けプログラムのご紹介】

こちらは大会への参加登録が必要になります.

学生招致企画(大会当日)

「診療放射線技師1年目の心得 ~今の私があなたに伝えたいこと~」
「現役診療放射線技師が国家試験過去問を生解説!re:Construction the REAL」

開催後web Live配信(12月21日)

「現役診療放射線技師が国家試験過去問を生解説!re:Construction the DEEP」